私が結婚したのは40歳。
今までは妊活をしたこともなかったし、
当時の私は知識も、はんぺんぐらい薄く
「妊活したらすぐに子供ができるやろ」と、夫婦二人して思っていました(のんきすぎて恥ずかしい)
そして、仕事が立て込んでいたので
「今、妊娠したら仕事先に迷惑がかかるし、2~3か月後から妊活スタートしようか」と
夫のてつおと妊活計画まで立てていました。
そんなお気楽&無知な私たちは
「避妊をやめれば、すぐに子供ができる」という長年の思い込みと体も丈夫やし、この数年、風邪もひいたことないし、
生理も順調にきてるし、内臓年齢も若いはずや!
そう、思っていました。
どっからきたんや、この根拠のない自信は。
ところが、周りの友人に「40代の妊娠は難しい。時間がもったいないから早く病院行った方がいい」と心配され、
大阪で有名な不妊治療専門クリニックへ行ことに。
先生から
もう41歳か。なかなか厳しいと思ったほうがいい
41やし、早く子どもが欲しいなら、最初から体外受精をしてもいいぐらい
40歳から自然妊娠は厳しくなっていく
一般的には40歳で体外受精の成功率は、約10%ぐらいやけど、 あなたは41やからだんだん確率は少なくなっていく
と、「高齢やから、のんびりしてる暇ない!」とネガティブジャブを打たれノックアウト。
「友達に紹介されてきました~」という
お気楽モード全開の私に、喝!を入れて下さった先生。
先生に年齢のことを言われた時はショックでしたが、ガツンと言われたおかげで
仕事をセーブして妊活に真剣に取り組むことになったのです。
と、てつおはまだお気楽モードでした。
30代後半から進むと言われている「卵子の老化」。
先生から、私が体外受精をしたとしても、成功率は10%ないと言われました。
卵子の老化っていったいいつから始まるん?
毎日作られる精子とは違い、卵子は年を重ねるほど卵子も年を取り減り続けます。
生まれた時が一番多く200万個の卵胞が含まれているものの、思春期には30万個、毎月数百個ほど減っていきます。
平均45歳で卵胞数は数千個になってくると言います。平均51歳で卵胞数は千個以下となって閉経になるのだとか。
学会によると35歳で不妊治療をした人のうち、子どもが産まれた割合は16.8%。
40歳では8.1%。(参考:NHKクローズアップ現代、金山レディースクリニックサイトより)
30代、40代に入り仕事が忙しく、パートナーもいないし
まだ子どものことなんて、ましてや卵子のことなんて考えられない!
そんな人は、婦人科ではAMH(アンチミューラリアンホルモン)を調べてくれるところがあるので、調べておいて損はありません。
AMHってなに?
簡単にいうと、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかを知ることができます。
(AMHの数値が表すのはあくまでも卵子の在庫の目安であって、ゼロでも妊娠している方もいます)
私も、検査で調べてもらい、その結果に衝撃を受けました。
はっすんさんのAMHは0.16だね。年齢で言うと、47,8歳になるな…。
そう、私の卵子はほとんど残されてなかった。
AMH値は年齢と相関していません
20代や30代でも、AMH値が高い人もいれば低い人もいます。
私に関して言えば、41歳の時点で、卵子の残りは47,8歳レベルって!!おいおい!
ショックは受けたものの、調べて良かった!
治療の進め方の参考にもなり、
卵子を凍結保存したい人は将来のための対策が取れます。
高齢妊活で学んだこと
アラフォー、アラフィフの妊活は、クリニックの先生からも年齢でマイナスなことを言われることがありますが、ネガティブになりすぎず、「検査してよかった!」「それやったら、私にできることを探そう」と、前向きに!